OpenCVとは、オープンソースの画像、動画像処理関係のライブラリです。画像処理では、勾配、エッジ、コーナー、 サンプリング、補完、幾何変換、輪郭抽出、マッチング等々・・・。動画像処理では、物体追跡、オプティカルフロー、 物体検出などがあります。
複雑な動画像処理のアルゴリズムを意識することなく使用することができるため、 手軽に動画像処理を行う場合に重宝する、人気のライブラリとなっています。
今回はOpenCV2.0のインストール方法を解説して行きます。
私はXPの32bitを使用しますので、執筆時の最新版である「OpenCV-2.0.0a-win32.exe」「cmake-2.8.0-win32-x86.exe」 であることを前提に説明します。
ダウンロードしたOpenCV2.0をインストールしましょう。
「次へ」をクリック
同意したら「同意する」をクリック
ラジオボタンを「Add OpenCV to the system PATH for all users」にします。
あとはインストール先などを指定するだけでOpenCV2.0のインストールが完了するのですが、 このままでは使用することができません。OpenCV2.0にはライブラリファイルと動的リンクライブラリが パッケージされていないためです。このためCMakeというソフトを使ってOpenCV2.0をビルドする必要があります。
インストールはOpenCV2.0同様にラジオボタンを「Add OpenCV to the system PATH for all users」にします。
インストールが完了したら「スタートメニュー」から「CMake2.8」→「CMake(cmake-gui)」を起動してください。
「Where is the source code」「Where to build the binaries」をどちらもOpenCV2.0のインストール先である「C:\OpenCV2.0」にします。
次に、「Configure」をクリックすると、新しくウィンドウがでてくるので、自分の開発環境を選択します。 渡しの場合はVisual Studio 2005なので「Visual Studio 8 2005」を選択します。
「Finish」をクリックすると処理を開始します。
次に図のような状態になりますが、「ENABLE_OPENMP」のチェックをオフにして再度「Configure」をクリックします。
最後に「Generate」をクリックすることで「C:\OpenCV2.0」の中に「OpenCV.sln」が生成されます。
先程生成した「OpenCV.sln」を起動して「Debug」「Release」の両方でビルドします。これにより以下のファイルが生成されます。
C:\OpenCV2.0\lib\Releaseフォルダ
C:\OpenCV2.0\bin\Releaseフォルダ
次にVisual Studio 2005から「ツール→オプション→プロジェクト及びソリューション→VC++ディレクトリ」まで行き、 「インクルードファイル」に「C:\OpenCV2.0\include\open」を追加、「ライブラリファイル」に「C:\OpenCV2.0\lib\Release」を追加します。