前回の記事でドロップを無くす方法があると書きましたが、ファームウェアを書き換えることになるため、現在使用しているであろう純正アプリDAWIN_DTV.exeは使えなくなります。 まあ性能が性能だったので、純正アプリに愛着などは無いと思われますが。
さて、代わりに使うのがTvRockとTVTestですが、これはどちらもフリーソフトです。TvRockは録画予約などの管理をするためのもので、TVTestは現在放送されているものを視聴する ためのものです。
BondriverはFriioを利用するアプリを作成できるようになるドライバのことで、Friioの形状が「凡」という文字に似ていることから名づけられたようです。 現在DY-UD200に使用している純正ドライバを変更することでTvRock、TVTestを利用することができます。
まずは、TVTestをダウンロードし、"\Program Files\TVTest"など適当な場所に解凍しましょう。未インストールであれば、 VC++2005のランタイムパッケージ、MPEG-2デコードフィルターもダウンロード、インストールしておきます。
次にmereさんのサイトからBonDriver、WinUSB(2)をダウンロードして、"\Program Files\BonDriver_dyud"などの適当な場所を作って 入れます。未インストールであれば、VC++2008のランタイムパッケージをダウンロードしインストールしましょう。
デバイスマネージャ(マイコンピュータを右クリック→プロパティ→ハードウェア→デバイスマネージャ)を使って、 DY-UD200の純正デバイスドライバをBonDriver用のWinUSB(2)デバイスドライバに差し替えます。
BonDriverに入っていたBonDriver_dyud.dll、BonDriver_dyud.ini、winscard.dllを、TvTestを解凍した場所にコピーします。
説明書を熟読してBonDriver_dyud.iniを環境に合わせて書き換えましょう。
TVTest.exeをダブルクリックして起動します。
TVTestの設定画面で、ドライバは「BonDriver_dyud.dll」を、カードリーダーは「スマートカードリーダー」を選択し、 デコーダやレンダラを適当に設定した後、チャンネルスキャンをして視聴できるか確認してみましょう。
TVTestで問題なく視聴できている状態を前提として説明していきます。
TvRockなページからTvRockをダウンロードして、\Program files\TvRockなど適当な場所を 作ってそこに解凍しましょう。
次にTVTest等からTvRockOnTVTestをダウンロードして、TVTestのPluginフォルダに解凍します。
TvRockのDTune.batを起動して、自分の環境に合わせた設定を行いましょう。チューナの設定に関しては、視聴・有の欄に「TVTest.exe」と記入して オプションに「/d BonDriver_dyud.dll /DID A」と記入します。視聴・無の欄は「RecTest.exe」を記入して、オプションは「/d BonDriver_dyud.dll /DID A /tvrock」と記入しましょう。
以上でTvRockの設定は完了です。TvRockは様々な機能がてんこ盛りなので、DTVに興味がそこまでないという方は混乱するかもしれませんが、 慣れるととても便利なものなので導入をお勧めします。
ハードウェア起因のもの、メーカーのプログラムミス等、ドロップの原因はいろいろと推測されてきたのですが、最終的に ファームウェアを修正することでドロップの根絶に成功したとの報告があったのでそちらを紹介します。
これはファームウェアに手を加えてデバッグコンソールの出力を止めたり、XOR暗号化の処理を飛ばすことでドロップを軽減させるという 方法です。これを行うとBonDriver経由のアプリケーションしか使えなくなったり、導入に失敗すると最悪DY-UD200本体が壊れてしまうため 気をつけてください。
純正アプリを使ってファームウェアを書き換えるため、既にBonDriver、WinUSB(2)を導入している場合はデバイスドライバをアンインストールして 正規版1.0.0.1に入っているデバイスドライバ1.0.2をインストールします。
ファームウェアはDAWIN_DTV.exeの中に入っているのでバイナリエディタ等で直接修正します。
"DAWIN_DTV.exe"に
0031E72C: E5 97 00 18 → EA 00 00 F8"DAWIN_DTV.exe"に
0031D964: EB 00 D9 6C → E1 A0 00 00と書き換えます。mereさんが作ったツールを使えば簡単に書き換えができるようですが、失敗したら後がない作業なので 十分に注意して行って下さい。
この状態でDAWIN_DTV.exeを起動すると、ファームウェアの更新が行われます。DAWIN_DTV.exeが起動している限り 更新が続くので一度書き換えた時点で終了させてください。
ファームウェアが更新されたら再びBonDriverとWinUSB(2)デバイスドライバを導入し、 BonDriver_dyud.iniをxor暗号を使用しないよう書き換えましょう。これで正常に視聴できれば完了です。
ドロップ根絶を謳ったものの、ドロップは電波状況等、他のものの状態、状況に関係している場合もあるので全て消えたとは 言い切れませんが、ファームウェア変更前よりは確実に減少しているので、まあよしとしましょう。