いわゆるノートブックと言われる製品は「HD to HD」と言って、リカバリ時にはパーティションで区切られ保護されているハードディスクの ある領域から初期状態のデータをコピーすることでリカバリを行う製品が多数です。ノートブック製品はその小型さと低価格の関係で CD/DVDドライブが標準装備されているということはありません。
そのため「HD to HD」という方式になったわけですが、この方式は大問題を 抱えています。それは「ハードディスクが物理的に破損したとき復旧できなくなる」といった問題です。
じゃあ保険としてリカバリCD(DVD)を作っておこう!ということです。
BIOSを最新版にアップデートしておくのが望ましいかも。今回は執筆時最新版だった Ver0.3309を使用しています。
どうもCドライブだけではリカバリCD/DVDの作成ができないようなので、始めから存在していたドライブCの領域を削って新しい領域を作ります。
まずはEASEUS Partition Managerを使ってパーティションを区切ります。
EASEUS Partition Managerをインストールして実行
すると上のような画面がでてきます。(C:Acer)の領域を削って新しいパーティションを作ります。
(C:Acer)より左の領域(PQSERVICE)はリカバリをする時に必要なデータが入っているので弄らないようにしましょう。
とりあえず半分くらいに分割しておきました。
削除した領域が「Unallocated」になったので「create」そこに新しい領域を作ります。
私の場合、既にDドライブという名称を使用していたので自動的にEドライブになってしまいました。
「Apply」を押すと上記の操作を適用してよいか確認画面がでるので「Yes」を押します。
ノートブックを再起動後、WindowsがHDDのパーティションを書き換えられたことを察知してチェックを始めます。(下の図はイメージ)
リカバリCD/DVDの作成に際してAcer Empowering Framework 2.3.2023と Acer eRecovery 2.0.2024をダウンロードします。
Acer Empowering Framework 2.3.2023.zipを解凍後、先ほど作成したドライブ(私の場合はEドライブ)に保存するように「C:\Acer\Empowering Technology\」を「D:\AcerEmpowering Technology\」にします。 (このとき「Acer\Empowering Technology」を「AcerEmpowering Technology」に変更していることに注意してください。)
次にAcer eRecovery 2.0.2024.zipを解凍後インストールします。「E:\AcerEmpowering Technology\」の中にeRecoveryフォルダができます。
「E:\AcerEmpowering Technology\eRecovery\PopupMsgBackup.exe」を起動します。
システムのバックアップ画面が出ますが、OKを押した後、おもむろに中止します。これはリカバリディスクの作成とは別なので。(たぶん)
中止した後は上のウィンドウが残るので「初期設定によりバックアップディスクをコピーします」をクリックします。
CDだと5枚、DVDだと1枚の空ディスクが必要のようです。空ディスクを入れてOKを押せば書き込み作業に入ります。正常に焼ければ完了です。
私はUSB接続のCD/DVDライタを持っていなかったので、以前上海問屋で購入したEVERGREENのシリアルATA&IDE-USB変換ケーブル「EG-SATA56」を使用しました。
今回使用したのはSATA接続タイプでスーパーマルチドライブのライタだったのですが・・・。
認識や動作は正常に見えたのですがいざ書き込みの時に上のようなエラーがでてしまいます。検索しても該当する症状の方は見当たらず・・・。 これはすごいマイナーなミスに遭遇したか、eRecoveryとは関係の無いエラーだろうと予測。とりあえず変換ケーブル「EG-SATA56」の商品説明を見ていたら。
光学ドライブを搭載していないノートパソコンで一時的にDVDを使いたいという場合でもOKです。(光学ドライブはIDE接続のみサポートしています)
おお、明らかにこれじゃないか。ということでIDE接続のCD/DVDライタを用意しなおす。これで無事に書き込むことができました。